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統合失調症の治療

統合失調症は、心や考えがまとまりづらくなってしまう病気です。そのため、気分や行動、人間関係などに影響が出てきます。統合失調症には、健康なときにはなかった状態が表れる陽性症状と、健康なときにあったものが失われる陰性症状があります。
陽性症状の典型は、幻覚と妄想です。幻覚の中でも、周りの人には聞こえない声が聞こえる幻聴が多くみられます。陰性症状は、意欲の低下、感情表現が少なくなるなどがあります。
周囲から見ると、独り言を言っている、実際はないのに悪口を言われたなどの被害を訴える、話がまとまらず支離滅裂になる、人と関わらず一人でいることが多いなどのサインとして表れます。
早く治療を始めるほど、回復も早いといわれていますので、周囲が様子に気づいたときは、早めに当院にご相談ください。

統合失調症の治療は、薬を使った治療(薬物療法)と、医師と話をしたりリハビリテーションを行う治療(心理社会療法)を組み合わせて行います。

治療の目標

  • 幻覚や妄想などの症状を軽くする
  • 記憶や注意などの障害によって社会生活機能が低下するのを防ぐ
  • 回復後は再発しないように維持する

治療について

薬物療法と心理社会的な治療は車の両輪のようにどちらも重要で、組み合わせて行ないます。

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